【どんな映画?と聞かれたら】
派手な演出はないのに、冒頭から最後まで不気味な緊張感が続く映画。何かがおかしいのに何が起きているかわからないじれったさと、段々と明らかになっていくハラハラ感がたまらない。
【作品情報】
公開:2002年
監督:M・ナイト・シャマラン
出演:メル・ギブソン、ホアキン・フェニックス
【あらすじ】
妻を亡くして信仰を捨てた元牧師グラハムの畑に、ある日突然巨大なミステリーサークルが出現する。やがて世界中で怪現象が報告されるなか、グラハムは子供たちとともに恐るべき事態に直面していく。
【見どころ】
冒頭から漂う不気味な空気が、最後まで途切れません。派手な演出はないのに、じっとりとした緊張感が続く映画です。
要所でビクッとなる演出が巧みに散りばめられており、静かな場面の中に突然くる瞬間がたまりません。
様子のおかしい動物、何かを感じ取る子供たち、日常の中に忍び込む違和感。何かがおかしいとわかるのに、何が起きているのかがわからないじれったさが絶妙です。それが段々と明らかになっていくにつれ、ハラハラ感が高まっていきます。
家族が心理的に追い詰められていくシーンは特に印象的で、胸が辛くなります。派手なアクションや特殊効果に頼らず、心理描写を軸にここまで追い詰めてくる演出の力は見事です。
単なるホラーではなく、妻を亡くして信仰を捨てた主人公グラハムの葛藤が物語の軸にあります。恐怖の中で家族を守ろうとする父親の姿と、信仰というテーマが絡み合い、映画に深みを与えています。
この映画は音の使い方が巧みです。静寂が続いた後に来る音、逆に音がないことで生まれる不安感。サウンドデザインが緊張感を底上げしています。
【こんな人におすすめ】
- じっとりとしたハラハラ感が続く映画が好きな人
- 派手さはないけれど、心理的に追い詰められる映画を求めている人
- ホラーは苦手だけど、緊張感のある映画が見たい人